背景に動画を設定する

背景に画像を設定する場合は backgroundプロパティで画像をしてすれば設置できますが、動画を設定することができません。

videoタグとCSSで動画を背景に設置していきます。

背景を動画にしたサンプル

背景に動画を設定

Pixabayが提供するAntonio Lópezの動画

実装コード例

動画を背景にする時は、動画の上にコンテンツを重ねる形になります。

背景にしたい動画をvideoタグで設定、さらに動画の上に表示させたい内容も合わせて記述します。
そしてそれらを何かしらの要素で囲みます。

<div class="background_movie_wrap">
  <video autoplay muted loop src="背景にしたい動画" class="background_movie"></video>
  <p class="background_movie_text">背景に動画を設定</p>
</div>
.background_movie_wrap {
  position: relative;
  overflow: hidden;
}
.background_movie {
  opacity: .6;
}
.background_movie_text {
  position: absolute;
  top: 20%;
  font-size: 30px;
  left: 50%;
  transform: translateX(-50%);
  color: #fff;
  background: rgba(0,0,0,.6);
  border-radius: 3em;
  padding: 1em;
  opacity: 1;
  z-index: 10;
}

このサンプルでは、表示させる内容と背景となる動画を囲んでいる要素に position: relative;overflow: hidden; を指定します。

背景の上に表示させる位置を調整するために position: relative; 、動画がはみ出てしまった時に表示が崩れないよう overflow: hidden; を使っています。

動画要素には opacityプロパティで透過をかけて、テキストが目立つように。
動画の荒さを目立たせなくするためや装飾としてなど、何かしらフィルターをかけることも多いです。

背景に動画を設定

.blog_content-bg_movie_wrap {
  position: relative;
  overflow: hidden;
  &.dot_filter::after {
    content: '';
    display: block;
    position: absolute;
    top: 0;
    left: 0;
    width: 100%;
    height: 100%;
    background-color: rgba(0,0,0,0.1);
    background-image: radial-gradient(#ddd 30%, transparent 31%), radial-gradient(#ddd 30%, transparent 31%);
    background-size: 4px 4px;
    background-position: 0 0, 2px 2px;
  }
}

動画の上に重ねたいコンテンツは任意の位置にCSSで調整します。

カテゴリー : HTML-CSS

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