Local.app を使ってWordPressのローカル環境を構築する

更新2022/01/03

WordPressで一からwebサイトを作成する、既存のテーマを変更したい。
こんな時に自分のPC上にサイトを構築するローカル環境は必須です。

本番環境を直接編集してサイトが表示されなくなってしまった…なんて絶対に避けたいです。
そうならないためにローカル環境でしっかりチェックして本番にアップするようにします。

でもローカル環境ってどうやって作ればいいの?という方にとてもおすすめなのが、 Local というツール。

そんな簡単便利、ローカル環境構築ツール Local の使い方メモです。

Localの導入手順から見たい人はこちら

ローカル環境って何?という方へ

ローカル環境は、自分のPC上だけでサイトを見ることができる「仮想環境」というものです。他の人は見ることができません。

誰もが見れる、インターネット上に公開されているものを「本番環境」と言って分けて使われます。

本番環境に限りなく近い環境を作ってテストをすることができるので、いきなり画面が真っ白…なんて事態を回避することができます。

レンタルサーバーやドメインなどを用意しなくてもサイトを作ることができるので、WordPressのサイト制作の勉強にも役立ちます。

WordPressを動かすために必要な環境

WordPressはHTMLやCSSだけで作ったサイトのようにコードを書くだけで表示することはできません。動かすために必要なものを用意する必要があります。

WordPressを使うために必要なもの

  • PHPが動くためのwebサーバー
  • データベースサーバー

さらにWordPressを実行するために推奨される環境は、以下のようになっています。

  • PHP バージョン7.4以上
  • MySQL 5.6以上、またはMariaDB 10.1以上
  • HTTPS対応

サーバーは Apache や Nginx を推奨していますが、最低限必要なのはPHPとMySQLが動くサーバーです。

またPHP5.6.20以上、MySQL5.0以上でも動作させることはできるのですが、これらは既にサポートが終了しているバージョンのため、セキュリティ的が脆弱です。新規にサイトを作るなら推奨環境で制作しましょう。

【参照】要件 | WordPress.org 日本語

ローカル環境を簡単に作ってくれる「Local」

このツールはとても簡単にWordPressのローカル環境が作れるんです。以前は「Local by flywheel」という名前でしたが、いつからか「Local」に名称変更したようです。

Local の特徴は以下のようなものがあげられます。

  • 無料で利用できる
  • 複数のWordPressサイトが作れる
  • 自分のPC上だけでなく、外部に共有することも可能
  • サーバーやデータベース、PHPのバージョンを本番環境に合わせる(近づける)ことができる

本当に便利なのでぜひローカル環境構築に手間取っている人は使ってほしいです。私はもうこのツールがなかったらどうしよう…というほどお世話になっています。

Local 導入手順

公式サイトのトップページに「OR DOWNLOAD FOR FREE」というリンクがあるので、そちらをクリックして Local をダウンロードします。

ダウンロード方法

画面が移動すると以下のような表示になると思います。
「Please choose your platform」をクリックすると、Mac や Windows といった OSリストが表示されるので、ここから自分の使っているPCのものを選びましょう。

OSをクリックすると、「氏名・メールアドレス・電話番号」の入力欄が表示されるので入力して「GET IT NOW!」をクリック。入力はメールアドレスだけでも大丈夫です。

入力が問題なければそのままダウンロードが開始されます。
これですぐにダウンロードが始まるのですが、されない場合は下記画面の「click here」から、再度ダウンロードしてみましょう。

ダウンロードが無事完了したら、ファイルを解凍してインストール。

インストールが完了したら設定していきます。一番初めは「CREATE A NEW SITE」というボタンが表示されるのでそれをクリック。左下の「+」ボタンからも設定画面に移動します。

STEP1. サイト名とフォルダ保存場所設定

初めの設定はサイト名です。ここで設定するサイト名がローカル環境でのドメインになります。

Local では日本語ドメインは使用できないみたいで、サイト名を日本語にするとエラーになってしまいました。

サイト名入力の下にある「ADVANCED OPTIONS」でドメインやフォルダの保存場所を変更することができます。

STEP2. 環境設定

次に以下の環境を設定します。

  • PHPのバージョン
  • サーバー(nginx か Apache)
  • MySQLのバージョン

特にこだわりがない場合、Preferred の設定を確認してそれで良ければそのまま次へ。(PreferredはLocalの推奨設定)
できれば本番環境と合わせておいた方がいいので、Preferred の設定が本番と異なるようであれば「Custom」の方で設定します。全く同じにできなくても近いバージョンを設定しましょう。

こちらの設定は後から変更することもできるので、分からなければ初めは Preferred の設定で。

STEP3. ユーザーネーム・パスワード・メール設定

最後にユーザーネームとログインパスワードを設定して完了。ログイン時に必要となるのでメモはお忘れなく。
Emailは初期値で「mailhog@flywheel.local」が入っていてそのままでOK。

こちらの「ADVANCED OPTIONS」ではマルチサイトにするかどうかを選べます。
WordPress マルチサイトとは【外部リンク】

この入力が完了したら「ADD SITE」をクリック。後は自動でLocalがWordPressをインストールして初期設定してくれるので待ちます。

初めはPCのパスワードを求められることがあるので、入力して進めてください。

インストールできたら Local Sites 一覧に表示されます。

STEP4. 作成されたサイトを確認する

構築が完了すると以下のような画面が表示されます。

「ADMIN」ボタン → WordPressのログイン画面へ。
「OPEN SITE」ボタン → Webサイトが表示される。

Local を終了させたいときは右上にある「STOP SITE」をクリック。逆に始めたいときは、「START SITE」をクリックすると切り替わります。

ログインはSTEP3で設定したユーザー名、パスワードを入力。

後はWordPressの初期設定を進めていきましょう。

動作確認

Local バージョン6.1.8
動作確認日2022/1/3

カテゴリー : WordPress

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