
WordPressのサイト制作をしていると、カテゴリー・タグ・タクソノミー・タームといった言葉が出てくると思います。
それぞれの分類名の違い、どんな時にどれを使ってどのように使うのか、名称を付ける際の注意点などをメモしていきます。
カテゴリーとタグの違い
まずよく使用するカテゴリーとタグの違いから。
この2つは階層をつけられるかどうかの違いで呼び分けられています。
例えば、カテゴリーなら【cat01】の下層に【cat01-1】【cat01-2】というカテゴリーを作ることができますが、タグの場合【tag01】の下層に【tag02】を作ることはできません。
カテゴリーはフォルダの中に入っているもの、タグは付箋をつけるようなイメージです。

タクソノミーとは大元の分類タイプのこと
タクソノミーは「分類法」という意味で、その名の通り分類の方法を表す言葉です。
カテゴリーもタグもタクソノミーであり、分類方法の名前です。カテゴリーは階層をつけるタクソノミー、タグは階層をつけないタクソノミーです。
WordPressでは、よくカスタムタクソノミーという言葉が使われますが、WordPressにデフォルトにあるのがカテゴリーとタグなので、それ以外に作られるタクソノミーをカスタムタクソノミーと呼んでいます。
タームとは分類された項目名
タームは、カテゴリーやタグ、カスタムタクソノミーで作った【cat01】や【tag01】といった項目名を指します。

これがごちゃごちゃになるとプログラムを書くときに思った通りの挙動にならないことが多々あります。それぞれがどの分類のことを指しているのか理解することが大切です。
カテゴリーとタグの使い分け
カテゴリーは記事を大きく分類したいときに使用します。複数つけることも可能ですが、1記事に1つが望ましいとされています。
タグはカテゴリーとはまた別に特定のキーワードで仕分けしたい時に使用します。カテゴリーでは分類しきれないキーワードや、カテゴリーを横断して共通キーワードがある場合にタグが便利です。
もし設定しているタグが全て同じカテゴリー内の記事であれば子カテゴリーを作った方が良いです。この時、記事数が多くなってから作るようにしましょう。5記事くらいが目安です。
カテゴリー・タグ・タクソノミーを、どのような人によって使い分けるのがいいかをまとめている記事がありましたので、使い分けに迷っている方はこちらも参考にしてみてください。
カテゴリー、タグ、カスタムタクソノミー、どれを使うべきか?その判断基準
【参照】【初心者へ】ブログのタグをSEOの観点から超わかりやすく解説【カテゴリーとの違い】| プロラボ
カテゴリーやタグを設定する際の注意点
カテゴリーやタグはやみくもに設定せず、どのような分け方をするとサイト内を回遊しやすいか、目当ての記事が見つかりやすいかなどを考えながら設定しましょう。
名称は統一させる
同じようなワードをいくつも登録しないようにすることが大切です。例えば「タグ」と「tag」は別のタグとして扱われますが、付ける記事は同じものになるでしょう。このような名称の分類が複数あっても意味がありません。
日本語表記にするもの、アルファベット表記にするもの、それぞれ一つの名称に統一させましょう。
スラッグが同じであれば登録はできませんが、逆にスラッグさえ異なっていれば登録できてしまいます。もし新規で設定しようとして登録できない場合は同じスラッグがないか確認してみてください。
参考 : 【WordPress】タグ,カテゴリーの編集・削除ができない時の対処法 | koshishirai
カテゴリーはスラッグを同時に設定することが必然になるのであまりないかと思いますが、投稿編集画面からタグ設定をする際に表記の違いで同じ内容のものをつけてしまう可能性が高くなります。
作りすぎ注意!むやみにキーワードとして設定しない
カテゴリーもタグも作りすぎには注意が必要です。特にタグは付けやすいため作りすぎになりやすいですが、記事数が1〜2記事しかないような一覧が多くなってしまったら要注意です。
分類ばかり多くても一覧ページに表示される記事が少なければ一覧の効果は薄いです。むしろ情報量が少ないページとなりSEOで不利になる可能性があります。
またつけすぎることによって、ユーザーが情報を探しづらいというデメリットにもなりかねません。
もちろんそれだけの情報量があるサイトならたくさんの分類があると思うので、いくつあれば多い・少ないとは一概に言えませんが、つけようとしているものが適切な分類かどうかは吟味してみてください。この場合制限を設けるのも一つの手です。付ける数に制限があればどれが重要なのかを考慮して設定できると思います。
たくさんあればいいというものでもなく逆効果になることもあります。むやみに付けず、分かりやすさや利便性を考慮しながら分類を作るようにしていきましょう。