
WordPressでオリジナルテーマを作ったらやっておきたいことの一つにテーマのスクリーンショット設定があります。
必須なことではありませんが、設定しておくと「どのテーマか」ということが一目で分かって便利です。
WordPressテーマのスクリーンショットとは
WordPressテーマのスクリーンショットというのは、テーマのサムネイル画像のことです。
管理画面のメニュー【外観 > テーマ】で表示されます。

テーマを一般公開している場合、テーマ一覧にスクリーンショット画像が表示されます。
スクリーンショット設定は必要?
冒頭でもお伝えした通り、オリジナルテーマのスクリーンショットは必ず設定しなければいけないものではなく、なくても問題はありません。
一つしかテーマがなければ見分ける必要がないので、わざわざスクリーンショットを作成しなくてもいいと思います。
ただ、複数のテーマ(テストテーマや子テーマなど)を管理する場合は、設定しておくとテーマがすぐ認識できますし、選択間違いも防げるのであった方がいいです。
またテーマを一般公開するなら設定した方がいいでしょう。
テーマを使う側として、テーマ探しをしている時にテーマ画像(スクショ画像)が目を引くものだと、テーマ詳細まで見にいきやすいです。
どんな画像を作ればいいか
画像は自分やサイト運営者などがわかりやすければなんでもOK。わざわざ手間をかけて作成する必要はないので、サクッと終わらせちゃいましょう。
一般的に公開されているテーマは、大体TOPページのものが設定されています。

クライアントワークで指定がある場合はその通りに、特に指定がなければロゴやトップページのスクリーンショットで良いと思います。
トップページに限らず、そのテーマがどんな表示やデザインなのか、わかりやすいコンテンツ部分を設定してもいいと思います。
スクリーンショット撮影の方法
- 【Mac】「shift + command + 4」で範囲指定で撮影。
- 【Windows】「Print Screen」キーで撮影。
- Google Chromeで拡張機能を使用して撮影。
Chromeの拡張機能参考
もっと詳しくスクリーンショットの撮り方を知りたい方は下記リンクも参考になります。
スクリーンショットを撮ったら、推奨サイズに合わせて画像を加工します。
テーマのスクリーンショットでおさえておきたい設定ポイント
- 画像サイズは「1200px × 900px」(比率「4:3」)
- ファイル名は「screenshot.png(jpg)」
WordPress.org の「Theme Structure」ページ を参照したところ、サイズは「1200×900」の記載があり、Twenty Twenty-Threeなどのテンプレートテーマはこのサイズで作成されていました。
必ずしもこのサイズにしなければならないわけではありませんが、比率は「4:3」にするのがおすすめです。このサイズにすると、余白やはみ出しがなくきれいに表示されます。
枠にぴったりおさまらなくてもいい、多少ぼけても問題ない、ということであれば上記サイズにこだわる必要はありません。
【サイズや比率を調節するには?オンライン画像編集ツール参考】
比率はパソコンに入ってる画像編集ツールで変更できます。オンラインにも画像編集ツールがたくさん用意されているので一部ご紹介します。
画像の拡張子によってはうまく表示されないことがあります。
WordPressで推奨している拡張子はpngもしくはjpgです。もし別の拡張子を使用していて表示されなければ変更してみてください。
themeフォルダへアップロードして設定完了
画像を作成したら、screenshot.png(jpg)をthemeフォルダへ上げる。これだけで自動でテーマの画像表示がされます。
WordPressではthemeフォルダの直下の階層(index.phpやstyle.cssがあるところ)に「screenshot.png(jpg)」という画像をテーマのサムネイルとして使う、という仕組みがあります。
なので画像名を「screenshot」にしてthemeフォルダにあげれば設定は完了です。

最後にちゃんと表示されるか【外観 > テーマ】から確認しましょう。アップロードした画像がちゃんと表示されれば設定完了です。
