ローカル環境でのWordPressサイト制作が終わって本番環境へ移行する際の手順メモです。
サーバー・ドメイン契約
サイトをインターネット上に公開するために必要なのがサーバーとドメインです。まずはサーバーをレンタルすることが必須条件。サーバーはいろいろな会社から提供されているので、まずはどのサーバーを使用するか決めていきましょう。
併せてドメインも必要になるので、こちらの契約・設定もお忘れなく。レンタルサーバーの契約と一緒にドメインも取得できるところもあります。
【参考】レンタルサーバーのおすすめ人気ランキング20選【徹底比較】
私は自分が管理するサイトではロリポップとカラフルボックスというレンタルサーバーを利用しています。
まずはリーズナブルに手軽にサイト運用をしてみたいという人はロリポップがおすすめです。管理画面の操作が比較的分かりやすくネットでの情報も豊富にあります。
カラフルボックスは表示速度の速さやセキュリティ性の高さに定評があるサーバーです。こちらもロリポップほどではありませんが、その他のサーバーと比べると比較的リーズナブルな金額で始められます。
多くのサーバーではWordPressの簡単インストール機能が付いているので、そちらを使用してWordPressをあらかじめインストールしておくのがおすすめです。
ローカル環境のWordPress本体をそのまま移動させたい場合は手動でインストールする必要があります。
FTPソフトの準備・設定
FTPソフトは自分のPCと任意のサーバーとを繋いでやり取りすることができるソフトです。
もしFTPソフトを使用していない方は、サーバーにもFTP機能がありますが、ソフトを使った方がアップロードがしやすいですし、複数のサイトを管理している場合は切り替えもすぐできるのでFTPソフトを利用するのがおすすめです。私は「FileZilla」というソフトを使用しています。
【FileZillaのダウンロードはこちら】https://filezilla-project.org/
FileZillaを使用してみようかな、という方は「FileZilla Client」の方をダウンロードしてください。
FTPソフトでサーバー情報を設定すると、サーバーにファイルを転送することができます。
FileZillaならホスト・ユーザー・パスワードを設定することで接続できます。これらはサーバーを契約すると情報がありますので、確認して入力します。
サイトデータを移行
サーバー契約、FTPの準備ができたらローカル環境で作成したWordPressサイトをサーバーにコピーしていきます。
簡単にデータ移行してくれるプラグインがあるので、そちらで設定するのがおすすめです。
プラグインだとうまくいかない場合や手動でデータをアップロードさせる必要がある場合は以下の手順が必要です。
プラグインやテーマ、メディアなどをサーバーにアップロード。
ローカル環境のデータベースをエクスポートし、本番環境のデータベースへエクスポート。(サイトのURLやメールアドレスなど本番環境とローカル環境で異なるデータは書き換えます)
サイトを確認
本番環境のWordPressサイトが問題なく表示されるかしっかり確認していきましょう。
WordPressへログインがちゃんとできるか、「設定」項目のURLやメールアドレスが本番環境のものになっているか、また「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っている場合は外します。(検索結果に表示させない場合はチェックを入れたままで大丈夫です)
パーマリンク設定がローカル環境と同じに設定されるかも確認しておいてください。異なっているとうまく表示されないことがあります。
フォームを設置している場合はちゃんと本番環境でも送受信できるかどうかの確認もお忘れなく。
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