
カテゴリー一覧ページで真っ白な画面になってしまう、カテゴリー一覧ページへアクセスできない。
そんな時にチェックしたいこと、その解決策をまとめていきます。
何かの作業直前にカテゴリー一覧が表示されていることが確認できていれば、その作業内容に問題があるはずなので、原因究明はしやすいです。
ただ毎回の作業の時に全ページチェックはついつい忘れがちに…(私はそうです)
いつの間にか表示されない、そういった時に何をチェックしていくかを知って、早急に原因を特定していきましょう。
キャッシュを削除してみる
特に思い当たらない場合、簡単な方法から試していきましょう。
キャッシュによって正常に動作しないこともあるので、まずはブラウザのキャッシュを削除。
WordPressのキャッシュプラグインを入れている方は、そちらの方でもキャッシュを削除してください。
【ブラウザのキャッシュ削除参考】
【Chrome, Safari, Edge, Firefox】ブラウザ別キャッシュ削除方法まとめ | ワードプレステーマTCD
パーマリンク設定の確認
パーマリンクの設定によって意図した通りにアクセスできないこともあります。設定 > パーマリンク からどういった設定にしているか改めて確認してみましょう。

パーマリンク構造で、%category% を含めていない設定をしている
私は、自分でテーマを作ってカテゴリーへのリンクを手動で設置する際に、このパターンでカテゴリー一覧にアクセスできないことが多かったです。
もし同様に、テンプレートタグなどを使用せず手動でリンク設定している方は確認してみてください。
カテゴリーページというと https://example.com/category-name/ というイメージ。ですが、ワードプレスの基本のカテゴリー一覧ページURLは https://example.com/category/category-name/ です。これが大前提として覚えておきたいことです。
そして、カスタム構造で %category% を含めたURLに設定していない場合は https://example.com/category-name/ とアクセスしても一覧ページが表示されません。
もしこの設定で /category/ が付いていないURLでアクセスしているなら、付けてページが表示されるか試してみてください。
/category/ という部分を無くして表示できるようにしたい場合は、パーマリンク構造を「/%category%/%postname%/ といった %category% を含めたURLにするか、 /category/ の部分を切り取ってくれるプラグインを導入することで解決します。

【カテゴリーベース除外プラグインはこちら】No Category Base (WPML)
上記の設定をすることで、 https://example.com/category_name/ で一覧が表示されるはずです。
※この動作はWordPressバージョン6.8.1で確認しています。
カテゴリーベースの変更をしている
カテゴリーベースを変更している場合も、アクセスするURLによって一覧ページが表示されないので、設定を確認してみましょう。
ここに「.(ドット)」が設定されている場合、子カテゴリーの一覧がうまく表示されないことがあります。ドットが入力されていたら削除して、前述した /category/ を取り除く別の方法に変えてみてください。
テーマを変えてみる
テーマに問題がないか確認するには他のテーマを使ってみるのも一つの手です。
別のテーマに変更して表示される場合はテーマの中に問題があると考えられます。テーマ内のファイルをカテゴリー一覧表示に関連するファイルをチェックしていきましょう。
一覧ページのテンプレートファイルを確認
ページにアクセスができるものの画面が真っ白になっている場合、表示しているテンプレートファイルが原因の場合があります。
カテゴリー一覧ページのテンプレートファイルは category.php や archive.php、その他 category-〇〇.php といったファイルも当てはまります。
そのページに使用されているファイルのバックアップをとっておいて、新たにファイルを作ってテーマに入れてみます。
これで正く表示されるなら、そのファイルのどこかにエラーの原因があるので、思い当たるコードを削除したり書き換えたりしてみてください。
もしくはデバックモードにしてエラー行を確認します。デバッグモードは wp-config.php にあるコードを編集すれば表示されるようになります。define('WP_DEBUG', false); になっていたら false を true に変更すればエラーが表示されるようになります。
// デバッグモードOFF
define('WP_DEBUG', false);
// デバッグモードをONにする
define('WP_DEBUG', true);デバックが完了したら「false」に戻すようにしてください。
【デバッグ方法の参考】 WordPressエラーログの場所や出力方法とプラグイン | WEB学園 byお名前.com
プラグインチェック
WordPressのエラーはプラグインが原因となることも多いです。
一覧が表示されなくなった時に追加したプラグインを停止してみましょう。解決されない場合は一覧ページが表示されるか確認しながら一つずつ停止していきます。
プラグイン停止後は、キャッシュを削除して確認してください。キャッシュによってエラーがなくなっているにも関わらず表示されないこともあるので。
プラグイン停止後に表示されれば、そのプラグインが原因です。代替プラグインや、そのプラグインのエラーについて調べて解決法を見つけましょう。
同じような機能のプラグインを有効にしているとエラーになることも多いようです。
プラグインをたくさん使っている場合、これを機に整理してみるのもいいかもしれません。
使えないスラッグを使ってるかも
カテゴリーのスラッグが影響している可能性もあります。ワードプレスには予約語というものがあって、その文字列は使用することができません。
また全角記号を使用している場合もエラーになってしまうことがあるようです。特定のカテゴリーだけが表示されない、といった場合には別のスラッグに変更して表示されるか確認してみましょう。
カテゴリー : WordPress





